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2022年春福岡に実物大νガンダムが出現しました！
いわゆるファーストガンダム世代には、νガンダム好きの方も多いのではないでしょうか。

そんなνガンダムが我が故郷に。これも何かの縁、見に行ったら絶対にνガンダムのプラモを買うと決めていました。

タイトルにもある通り、ガンプラ制作なんて約40年(厳密には37～38年)ぶりなのですが。。。。
今のガンプラはかなり進化しているので、ずっと気にはなっていたけど、これを機に久々に購入してみました。

マスターグレード RX-93 νガンダム！

福岡の立像νガンダムって、僕が知ってるνガンダムとはちょっと違っていましたが、やっぱり映画「逆襲のシャア」に出てくるオリジナルのνガンダムが良いと思って、コレ。
「SIDE-F限定」ですし、文句なく決まり。左上に輝くSIDE-F限定のマークがかっこいい。

あと、このマーク。

何のことだかよく分からずに買ってきましたけど、このキットは「マスターグレード（MG）」だそうです。
・・・マスターというからには、上級者向けなのかな。

1. 組み立て

とりあえず、いきなり作ってたのがコチラ。
２週間くらいかかりましたが、デカールまで貼って出来がり、です。

久々のガンプラ制作ということで、とりあえず説明書の通りにデカール貼るところまでやってみた。

うーーーん、カッコいい！
これ見ながら酒が飲めます。

ワケも分からず説明書通りに組み立てましたが、このプラモ、内部までパーツがぎっしり詰まっていて、けっこう重たい。
サイコフレーム発動モードに変形して、内部のサイコフレームを露出するための構造なのだと思いますが、昔のこのサイズのガンプラは、中身スカスカだったので、この非常に精巧な造りには驚きを隠せません。組み立てていてワクワクが止まりませんでした。

あと、パーツによる色分けもスゴイですが、情報では知っていたので、ここはあまり驚きもなく・・・一部、シールで色分けするところもあったのが残念。これはコストの都合か何かなのでしょうか。
さらに上のPG（パーフェクトグレード）なら、そんなことも無いんですかね。

とはいえ、腕や足をはじめとして、全身の関節の可動範囲がものすごい。
肘や膝の部分では、関節が2段階(2か所)で動くようになっていて、めちゃくちゃ曲がるじゃないですか！？
これにはもう大興奮で、また驚きを隠せんでした。さすが最近のがンプルはスゴイ！

あと、何と言っても手の指が一本ずつ独立して動かせるのがいいですね。（どのMGでも同じなのかな？）
個人的には、お気に入りポイントの１つです。

分かりますかね、この写真で・・・
ビールサーベルを持ちながら、人差し指と中指を、それぞれ違う方向に伸ばしている状態。
もっと分かりやすい指の動きを撮れば良かった。。。

2. スミ入れ

出来上がったνガンダムをずっと眺めていたら、もっとカッコよくしたくなってきて・・・
大人になった今、子供の時よりも色々と上手にできるはず、と思いネットで調べてみると、お手軽にスミ入れが出来るペンが売っているという情報をキャッチ。
今の時代、なんと便利なものがあるのだろう、と驚きを隠せない。世の中、便利になったものだ（40年も経ってりゃ当たり前か）。。。

【ガンプラ思い出話】
1980年代のガンプラはほぼ色分けされておらず塗装せざるをえなかったので、当時、私も子供ながらに筆塗りをしてました。
で、筆に付いたプラカラー（と当時は呼んでいた）を洗うのに、「うすめ液」というものを使って洗ってました。
本来の用途なのかも分からずに、うすめ液のビンの中にカラーのついた筆を突っ込んで、ジャバジャバと。。。

そうすると、筆を洗った後のうすめ液は、いろんな色が混ざって、きったないグレーになります。
当時小学生だった私は、ある時、そのきったない液をガンプラに塗って、後でティッシュで拭くと、小さい溝に液が残り、カッコよく線に沿って塗れることを発見して喜んでいたことを思い出しました。
・・・完全に我流もいいところで、いくら昔でも、誰もこんな事やってなかったと思いますが。。。。

ただ、これがスミ入れと呼ばれるものだということは、今回ネットで調べて初めて知りました。
さらに、”小さい溝”も「モールド」って、ちゃんと名前がついてるんですねー。

早速、近所の家電量販店に行って買ってきました。

で、スミ入れしてみた結果がこちら。

パッと見、あんまり変わらない？
YouTubeとかで、上手なモデラ―さんの動画を見ていると、スジ彫りといかいうやつをして、モールドとかいうやつを自分で追加してディテールアップとかいうことをやると、よりカッコよくなるみたいですが・・・でも今回、ちょっとそこまでは無理！

そんな技術も道具もないですし。
そこまでしなくても、十分カッコいいし。

※余談ですが・・・

スミ入れペンを買いに行った時、偶然にも、その日に入荷されたばかりのRG νガンダムと遭遇。
SIDE-F限定のロングレンジフィンファンネルのνガンダムもRGっでしたが、このRG νガンダムもいつかは購入したいと思っていたキット。

ガンプラは常に品薄で、人気のあるキットはなかなか買えない、という話も耳するなか、この機会を逃すと今後手に入れることは困難・・・これも運命の出逢いと思い、即決で買ってしまいました。
しかし、RGってカッコいいですよね。

大好きなνガンダムのRGということで、このキット制作では後悔を残したくない！
そういうわけで、今は大切に保管しておいて、もっと上達してから、じっくりと作り込みたいと思います。（いつになるやら。。。）

3. 仕上げ

本来はスミ入れやって完成のつもりでいたのですが、説明書を見ると、なんと、目を光らせるためのLEDユニットなるものが売られているではありませんか。
なんと素晴らしい！

ということで、これは買わずにはいられないので、即楽天でポチリ。
（2個入りで2000円以上したので、決してお安くはないですが・・・）

目も光らせて、サイコフレーム発動モードに変形した姿がこちら
後述のアクシデントもあって、光沢トップコートとかいうスプレーも吹いています。

最高！！
これは、もう家宝ですね。

【ここでアクシデント！】
サイコフレーム発動モードにするためにごちゃごちゃ触っていると、あちこちシールが取れてしまいました。
ごく微量の接着剤を付けて貼りなおしたりしましたが、なんかシールが溶けていそう。。。

これもネットで調べてみると、マークセッターなるものがあるらしい。
これを使うと、シールを軟化させて接着することで、よりプラスチック面に定着させることが出来るとのこと。
合わせて、トップコートをすると、多少なりとも保護になるのだそう。

今回は、少しでも軽減できればと思いトップコートの方だけトライしてみました。
光り輝くサイコフレーム発動イメージカラーということで光沢トップコート。
写真ではあまり違いが分からないですが、いい感じにテカテカにコーティングされております。（けど、また予定外の出費。。。ガンプラってお金かかるなぁ。）

最後に、色々とポーズを取ってみました。
ファンネル放出状態を再現できる付属のスタンドを使用。

しかし、我ながら写真撮影がヘタすぎる。。。こっちも勉強しないと。

今度こそ本当にこれで完成、と思いきや・・・
どうも、このサイコフレームには蛍光塗料（？）が含まれているらしく、ブラックライトをあてると発光するというではありませんか！
最近のガンプラには、そんな機能もあるのかと驚きを隠せない・・・・

そうなると、それも活かしたい。
なんせ家宝なので、その魅力は余すことなく引き出したいという欲求には勝てず、今度はショーケースを作ってブラックライト照射出来るようにすることを決意。

4. ショーケース作成

というわけで、アクリル版や木材、配線材料をホームセンターやAmazonで買い込んで、ノコギリやはんだごてと悪戦苦闘しながら製作したのがこのショーケース。
お手製にしてはよく出来た、と自画自賛。

電線ケーブルが出ているのは、後述しますが、ケースに入れてしまうと、LEDのON/OFFする度にケースから出さないといけないので、ケース外のスイッチに接続するためのものです。（うちにあったあり合わせの部品で制作。）
ケースを下から見るとこんな感じ。。。。もうめんどくさくて雑・・セロテープって（汗）
そして汚くてスイマセン。

ケースの背面には、プラモの箱を畳んで、背面に設置できるようにしていますが、裏から見るとこんな感じ。マジックテープで止める構造。
（この長さのマジックテープを探し求めて、手芸用品店まで訪れてゲット。）
コスト、制作の手間、見た目、脱着の容易さ、あらゆる面でこれがベストソリューション！

あと、ケース内全体にブラックライトが当たるように、ケースの前面にLEDブラックライトを取り付ける！
こちらも、こーゆうやつをAmazonで見つけて購入したんですけど、どこで切っても使えるという代物で、ちょうど良い長さに調整出来て便利。
（使いかけ・・・新品の写真撮るの忘れた。。。）

USB電源になっているので、5V電源を確保するのに苦労しましたが。。。
こんな感じで、我ながらうまく取付が出来たかな、と思っています。

一応、思った通りのケースが出来上がったものの、スイッチボックス内部の配線にはかなり苦労しました。
その苦労の賜物がこちら。もうグチャグチャ。。。。

目のLEDユニットは3V、
サーチライトのチップＬＥＤは9V、
ブラックライトは5V(USB電源)、
とバラバラなので、このスイッチボックスの中には、それぞれのための乾電池を押し込んであります。
電池を共有すると、それぞれのスイッチをONにする度にLEDの明るさが変わる（と思った）ので、それを避けるため、という目的もありますが・・・

中に入っている基板は、5V電源を得るためのDCDCコンバータ。
これもAmazonで購入したもの。
単四電池３つを接続して、4.5V→5Vに変圧するようにしています。（乾電池は別に１つでも２つでもいいみたいですが、何となく。。。）

5. 本体の改造

ショーケースの方に、ケース外からLEDをON/OFFするための配線を準備したので、今度はνガンダム本体のほうも改造。
LEDユニットのボタン電池を外して、プラスマイナスの端子に、それぞれ電線を直接はんだ付け。（このLEDユニットのスイッチは常時ONにしておく。）

ついでに、肩のサーチライトも光らせたいと思ってしまって。。。、追加でチップLEDを買って改造。（また出費が・・・）
この画像だと、どこがLEDなのか分かりませんね・・・すいません、スマホのカメラ使っているので接写性能限界。

それらを、こんな感じで配線のために背中に穴を開けて線を出しています。
コネクタを本体に埋め込んでコードを隠すようにすることも考えましたが、本体を削るのは最小限にしたかったし（面倒だったとうのもあり）、これでもランドセル(最近は、バックバックと言うらしい。)の下に隠せるし、まあいいか、と。

6. 完成！！

これで、今度こそ本当に完成！最初にガンプラを購入してから、ここまで辿り着くのに、実に３ヶ月もかかりました。。。。

改造したガンダムのコネクタを、ケース側のコネクタに接続。
こんな感じでディスプレイしています
（左下にあるスイッチボックスでLEDをON/OFFします。写真切れてますが・・・）

★ 後日追記・・・今回自作したショーケース、31cm×31cm×41cmというサイズになっているのですが、ネットで探しても、ちょうどよいサイズのケースが手ごろな値段で見つからなかったので、頑張って自作した経緯があります。

でも、実のところ、結局それなりの金額（概算で8,000～9,000円）かかってしまっていました。それでも、思い通りのものが出来たので、一応満足はしていたのですが。。。

なんと、ほぼ同じサイズ（31cm×31cm×48cm）のケースが、3,000円程度のお手頃値段で売られているのを発見！
ホビーベースモデルカバープラス　特大　ブラック【K103BK】ディスプレイケース

このサイズは1/100スケールをディスプレイするにはちょうど良いので、そりゃ世の中探せばありますよね。。。ショック！

はい、では完成したショーケースでブラックライトを照射して、サイコフレーム発動！！
おぉ～っ・・・サイコフレーム光ってる！

＜最後に＞

いやぁ、面白かったけど、ちょっと力入りすぎて疲れた。。。でも、何とも言えない達成感。
子供の頃には出来なかったことも出来るようになっているし、資金にもの言わせて何でも（？）買えるし、ガンプラ自体やグッズも進化しているし、楽しかった♪

終いには、内部フレームの金属感をだすためにタッチペンでちょちょいと塗分けしたないなとか、また余計なことを考えて始めたんだけど、もうキリがないので、また次の機会にやることにして断念。
約40年ぶりのガンプラ制作は、これにて完了！

今後、また技術を磨いて、カッコいいガンプラを作っていきたいと思います。

2022.November.