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レイヤーを追加／削除する

『OpenCanvas』では、「Ctrl」+「V」でコピーした画像を貼り付けると、勝手に新しいレイヤーが追加されたりするが、意図的にレイヤーを追加する場合は、以下のような手順で行う。

レイヤーウィンドウを表示

「ウィンドウ」メニューから、「レイヤー」を選択。

すると、以下のようなウィンドウが表示されるので、これをどこか画面の端のほう、絵を描くのに邪魔にならないところに常に表示しておきます。

レイヤーを追加／削除する

イラストの下書きをする。
下書きは、紙に鉛筆で描いたものをスキャナで取り込んだり、「ペン」ツールでブラシの設定を鉛筆にして描いたり。

そこに、レイヤウィンドウのをクリックしてレイヤーを追加。
選択しているレイヤーのすぐ上に新しいレイヤーが出来る。

逆にレイヤーを削除したい時は、をクリックするだけ。

追加したレイヤーを選択して、そこに清書（ペン入れ）をする。

こうしておくと、以下のように下書きのレイヤを非表示すだけで、清書だけをキレイに残すことが出来る。

ただし、このレイヤーに清書するのは、一番左側のヘビの絵だけにして、他のヘビの絵は、さらにレイヤーを追加して別レイヤーに描くようにする。
↓ もう一つレイヤーを追加して、ここに右側のヘビを清書。（レイヤー2に描いた清書は非表示）

さらに、これに色を塗るために、またレイヤを追加。
ここでは、左側のヘビをペンで清書したレイヤー2を、「レイヤーを複製」（レイヤーを選択して「Ctrl」+「C」→「V」で普通にコピペ）することにより追加されたレイヤー4に色付けしている。

このように、必要に応じてパーツ分けして、どんどんレイヤーを追加しながらイラストを描き進めていく。

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レイヤーの用途に合わせて設定する

背景用、下書き用、色付け用など、それぞれ目的、役割があってレイヤーを分けてイラスト制作を行う。
その中で、用途に応じてレイヤーごとの設定を行っておくと便利。また、やりたいことによっては設定が必要な場合もある。

レイヤーのプロパティで設定する。

レイヤーごとに、歯車マークがあるので、これをクリックするか、レイヤーをダブルクリックすると、レイヤーのプロパティ画面が開く。

ここで、何のレイヤーなのか分かりやすい名前を付けたり、レイヤーウィンドウ上での色分けの設定をしたり。
そうすると、以下のようにとても分かりやすくなる。

レイヤーウィンドウで設定する。

レイヤーウィンドウの上部にあるメニューで、レイヤー毎のモードを設定する。
（一部、プロパティの画面でも設定できるみたいですが、どちらにもある理由は不明・・・）

それぞれ、何のために使うものなのかを、以下で簡単に説明。

【メニュー項目】

：レイヤーの合成モードを選択
たくさんあるので、ここでは個別の説明は割愛。（というか、全部は知らない。）
：透明部分を保護
本来の使い方はよく知らないのですが、描画部分以外のところに色などがはみ出さないようにするために使ったりしています。
：下のレイヤーでクリッピング
下のレイヤーの色付きの部分しか編集できない（当面部分は編集できない）ようにする。こちらも本来の使い方はよく知らないのですが、下のレイヤーの画像に対して陰影を付けたりする時に使っています。
：レイヤを保護
レイヤーの編集を禁止する。レイヤの選択を誤って変更しないように（よくやる）、編集する必要のないレイヤーは補語しておく。
：不透明度の設定
半透過で画像を重ねたいときなどに使える。
0%にすると完全透過。見えなくなる。
下書きとか写真とかをトレースするときにも、不透明度を低めに設定して薄く表示しておくと作業がやりやすい。

レイヤーを使う

レイヤーを追加／削除する

レイヤーウィンドウを表示

レイヤーを追加／削除する

レイヤーの用途に合わせて設定する

レイヤーのプロパティで設定する。

レイヤーウィンドウで設定する。